GO!GO! 千葉ジェッツ
「大きな声援があることが自分のエネルギー」トレイ・ジョーンズ選手
ゲームにフォーカスし、自分が楽しみ、ブースターも楽しませる
2019/05/13
千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けする千葉ジェッツ公式応援サイトです。どのメディアよりも熱く深い愛情を持って取材記事を更新していきます。
会場でもバックヤードでも、優しい笑顔が素敵です!
身長196cm――
今シーズン千葉ジェッツでともに戦ったトレイ・ジョーンズ選手は、200cm超のビッグマンが多い外国籍選手の中では小柄。ポジションはスモールフォワード。小野龍猛選手や原選手、アキ・チェンバース選手と同じこのポジションの外国籍選手を獲得するのは、千葉ジェッツとしては初めてです。
ギャビン・エドワーズ選手とジョシュ・ダンカン選手というビッグマンとは違う持ち味があり、状況打破ができる選手として期待されました。アーリーカップでの大活躍で、「日本での活躍も確信できた」と大野篤史ヘッドコーチも語っていました。
しかしリーグ規程により、試合に登録できる外国籍選手枠は2名。さらに、2018年10月13日に行われた三遠ネオフェニックス戦で左肩関節脱臼を負傷、12月12日レバンガ北海道戦で復活するまでの2か月間はリハビリ生活を余儀なくされました。
試合に出場したときには、バネのある力強いプレーでブースターを魅了。ドライブで一気にリング下まで切れ込むプレーにワクワクした方も多いのではないでしょうか。レギュラーシーズンは14試合に出場し、平均12得点、3P成功率は47.8%に及びます。
チャンピオンシップのセミファイナルを控えたある日の練習後にお話をうかがいました。
ゲームにフォーカスして自分が楽しみ、そしてブースターを楽しませる
― ワクワクするプレーや華やかなプレーが多いように思いますが、魅せるプレーも意識されているのですか?
一番のフォーカスはゲームを楽しむことで、その中で自分がまず一番楽しんで、そしてブースターの方を楽しませようとしています。
今年は怪我があってプレータイムがもらえない状況なので、試合に出たときには楽しみながらチームへの貢献を心がけています。
― サンロッカーズ渋谷戦(2019年4月21日)で大宮選手からのアリウープでダンクしたのが印象的です。
楽しくいいアリウープができました。今シーズン初めてのアリウープだったと思うんですけれども、大野HCがタイムアウトのときにデザインしてくれて、それをしっかり遂行できたのはよかったと思います。
― そのデザインを聞いたときはどう思いましたか。
そういうアリウープをができる機会にワクワクしました。コーチが新しいプレーを書いたときに遂行できないことも多いと思うけど、あれは遂行できたのでよかった。一つひとつのプレーが合わなければ成り立たないプレーでした。
― 藤永佳昭選手のブロックもすごくよかったですよね。
そうです、そうなんです。
デザインプレーを完璧にプレーして、大宮宏正選手とハイタッチ!
― 笑顔が多くて、バスケットを楽しまれているようにお見受けします。こういう環境でプロ選手としてやらせてもらえることを、当たり前のこととは思いたくないんです。家族のためとかみんなのためにプレーしていますが、1秒でも、1シーズンでも、とにかく楽しめるときは愉しまなければと思っています。
― ドライブの一歩目の速さ、相手を抜き去るスピードは、見ていて本当にワクワクします。若い時は1対1の激しいドリルをやっていました。いまはそのための練習というのはしていないです。
― 1対1は苦手だという子どもたちもいると思いますが、どういう練習がおすすめですか?1対1がうまくなるには、やはり1対1の練習をしたほうがいいですね。私や
フジ(藤永選手)はプレータイムが長くないので、練習が終わったあとに、二人で1対1をして、ゲーム感覚を戻すようにしています。試合で常に1対1をやることがいいというわけではなく、チャンスがあったときに仕掛けるのですが、バスケはどの場面でも反復が大切になるので、1対1も反復練習をしっかりやっていけばうまくなると思います。
ディフェンスをくぐり抜け、置き去りにするドライブでブースターを魅了
藤永選手の“高い高いダンク”を試合中にも……
― 試合と試合の間が長くあいてしまうことも多かったと思いますが、どういう準備をしていましたか?
ブースターの方の支えがとても大きいです。コートに立ったときや試合前のシューティングに入ったときに、いつも大きな声援があることが自分のエネルギーになっています。次にいつプレーできるかわからないので、メンタルの部分で準備することが重要ですが、もちろんコンディションも整えておかなければいけないので、日頃の練習でゲーム感覚をつかんだり、ウェイトトレーニングをしていつ出番が来てもいいように準備はできています。
― もっとプレーを見たい!といつも思っていました。
もちろんもっと試合に出たい気持ちはありますが、自分が出たときにマッチアップの問題はあります。一番はチームの勝利ですから。でも名前を呼ばれれば、いつでも行けるように準備しています。
バッチバチの当たりでチームの練習を引き締める
― 練習から常に激しくぶつかって、同じポジションの原選手にもいい影響を与えている印象を受けました。
他の外国籍選手から、原は練習からフィジカルに来ると聞いていました。練習からそうやって激しくやることでゲームに近い状態を作ることができ、チームにとってもいいことだと思います。
― 試合前のウォーミングアップで、藤永選手に“高い高いダンク”をしますね(笑)
秋田から北海道に入る遠征をしたときに1日練習できる日があって、シューティング練習で大宮選手と自分がダンクをしていたんです。そのときにフジが僕たちを真似してダンクみたいなことをしていたから、じゃぁ持ち上げるよと言ってダンクをさせたのが始まりです。次の試合のウォーミングアップでやろうよって言ってやり始めました。自分がベンチ入りするときはやらないけど、そうじゃないときはやろうということにしました。
試合中にやりたいんですけど、やっぱりルール違反ですかね(笑)
― 笛吹かれると思いますけど、やってほしいです(笑)
試合前のウォーミングアップで一番の盛り上がりを見せる藤永選手との“高い高いダンク”
大きなケガをして、試合ごとに感謝して楽しむように意識
― 調子のよかった試合で肩を怪我してしまい、そこから復帰までの時間はどう過ごしていましたか?
プレシーズンでいい活躍をして、これからのシーズンを楽しみにしていた矢先のケガでしたから、自分でもがっかりしました。
前にも同じ場所を脱臼しているのですが、今回も手術はしなかったので、これは自分がつきあっていかなければならないケガだということをまず受け止めました。そこで気持ちを切り替えました。そしてうちのトレーナー陣のユウホ(池田祐輔アスレティックトレーナー)やガジュ(多田我樹丸ストレングストレーナー)が自分の復帰までを支えてくれたので、そこで頑張って復帰までもってくることができました。
― ケガをしたことで見えたことはありますか?
ケガにもいろいろな種類があって、いつケガするかわからない、自分のキャリアがいつ終わるかわからない、ということを再認識しました。そういう意味で、毎試合感謝して楽しむようにしています。
― 日本での生活はいかがですか?
I love it!! 日本は大好きです。いろいろな国に行って、早くアメリカに帰りたいと思う国もありましたが、今回はそれがなく、自分も家族も日本にフィットしています。
― 千葉ジェッツの一員になって楽しめたと思っていいですか?
もちろんです。素晴らしい一年を過ごすことができました。会社もチームも環境も、本当に感謝しています。
試合後のハイタッチでも、ブースターを楽しませることを忘れません!
練習でも試合でも、いつも笑顔でチームメイトに接する姿が印象的。
お話をうかがっていると、「ダンクで鼻をぶつけたことを話してるの?」と冷やかしたり、インタビュー風景をスマホで撮影したり、ジョシュ・ダンカン選手が嬉しそう。「いつもお互いにちょっかいを出し合っている」というだけあって、仲の良い雰囲気が伝わってきます。
ベンチ登録のない試合でも、チームに帯同して練習をサポートし、会場に入ればブースターに笑顔で手をふる姿が印象的。バックヤードでお会いするときには笑顔で声をかけてくださいます。
そんな優しいトレイ・ジョーンズ選手に、チャンピオンシップ前にメッセージ動画を撮らせていただきました!
Twitterキャンペーン 応募方法
Mサイズ1枚とLサイズ2枚の合計3枚を抽選でプレゼント!
こちらのキャンペーンは締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!!
トレイ・ジョーンズ選手のサイン入りTシャツを抽選で3名様にプレゼントします!
応募方法は簡単です。みなさんのご応募お待ちしております!
1. 「まいぷれ習志野」の公式Twitterをフォローする
2. 該当ツイートをリツイートする
3. サイズにご希望のある方はコメント欄に記入してください(Mサイズ1枚、Lサイズ2枚)応募締め切りは、2019年5月20日(月)です。まいぷれ編集部の独断と偏見により、
3名様にトレイ選手のサイン入りTシャツをプレゼント(^_-)-☆
当選者の方には、5月21日(火)頃に「まいぷれ習志野」のTwitterアカウントからメッセージを差し上げます。
※郵送先は当選通知と同時にお尋ねします。もし数日返信がない場合には、他の方へと当選を変更させていただく場合がありますのでご了承ください。